ブログを放置することはや半年。
いつの間にかトップページに『気になる毛穴!』などという広告が出ており,
「はて?そんなに毛穴について検索してたかしら・・・」と過ぎた時を感じる今日この頃。
ブログのIDなんてすっかり忘れ,3回目でようやくログイン。
さて,なんとなく書く気になったこの機会を逃さないよう,ひさしぶりに本の話を。
先日,書店で選書を行う,という勤め先の行事に参加してきました。
実費負担ではないのを良いことに,かなり好き勝手に選んできました。
そのうち3冊を紹介します。うち最初の2件は未読なので選んだ理由を記します。
【放蕩記 / 村山由佳著】集英社
村山由佳さんの小説は,『BAD KIDS』シリーズしか読んだことがなかった。
それまでは「甘いラブストーリーを描く」という勝手なイメージに囚われていたため,
かなり衝撃的な作品だった。しかしおそらく,この物語の主人公に「似ている」とか
共感する女子読者は少なくないのではないだろうか。…それはさておき、
本題の小説は,某通販サイトでは酷評だったゆえに,買うかどうか迷ったのだが,
自分のお金じゃないしいっか,既に職場にある村山由佳さんの小説とは180度,
違った印象なのではないか,と思い選んだ。
母と娘の相容れない関係を綴っている,というところにも興味を持った。
【音楽は自由にする / 坂本龍一】新潮社
まずこの題名にひかれた。
主語と述語がよくわからない謎らしさが光っている。
坂本龍一さんの音楽は大好き。
弾けるようになりたい!と思って中学生のときに初めて買った
ピアノピースとCDが坂本龍一さんの『ウラBTTB』だった。
予想を裏切らない爽やかで物悲しいメロディを弾いているうちに心が落ち着いてくる…
世間にありふれている音楽とは少し感じの違った,クラシックをにおわせる
独特なメロディを作曲する彼はいったいどんな人なんだろう,ということでこの自叙伝を選んだ。
【かのこちゃんとマドレーヌ夫人 / 万城目学】ちくまプリマー新書(既読)
万城目学さんの作品『鴨川ホルモー』『プリンセス・トヨトミ』を読んで,
ばかばかしいけれどおもしろい,そんな文章を随所に散りばめてくる彼の文才に脱帽した。
そういえば京大出身というだけではなく、文調にも森見登美彦と同じニオイを感じる。
小学1年生になったばかりの かのこちゃん とその飼い猫である マドレーヌ のお話。
かのこちゃん と マドレーヌ夫人 それぞれの視点から物語が進んでいき,最後に一本の線がつながる!
・・・と思う。読んだのがだいぶ前なので忘れかけています。
かのこちゃんはとても正直な女の子で可愛く,マドレーヌは賢く優雅。
ファンタジーでもあり,かのこちゃんと同じ,小学生でも楽しめる作品なのではないでしょうか。
いつの間にかトップページに『気になる毛穴!』などという広告が出ており,
「はて?そんなに毛穴について検索してたかしら・・・」と過ぎた時を感じる今日この頃。
ブログのIDなんてすっかり忘れ,3回目でようやくログイン。
さて,なんとなく書く気になったこの機会を逃さないよう,ひさしぶりに本の話を。
先日,書店で選書を行う,という勤め先の行事に参加してきました。
実費負担ではないのを良いことに,かなり好き勝手に選んできました。
そのうち3冊を紹介します。うち最初の2件は未読なので選んだ理由を記します。
【放蕩記 / 村山由佳著】集英社
村山由佳さんの小説は,『BAD KIDS』シリーズしか読んだことがなかった。
それまでは「甘いラブストーリーを描く」という勝手なイメージに囚われていたため,
かなり衝撃的な作品だった。しかしおそらく,この物語の主人公に「似ている」とか
共感する女子読者は少なくないのではないだろうか。…それはさておき、
本題の小説は,某通販サイトでは酷評だったゆえに,買うかどうか迷ったのだが,
違った印象なのではないか,と思い選んだ。
母と娘の相容れない関係を綴っている,というところにも興味を持った。
【音楽は自由にする / 坂本龍一】新潮社
まずこの題名にひかれた。
主語と述語がよくわからない謎らしさが光っている。
坂本龍一さんの音楽は大好き。
弾けるようになりたい!と思って中学生のときに初めて買った
ピアノピースとCDが坂本龍一さんの『ウラBTTB』だった。
予想を裏切らない爽やかで物悲しいメロディを弾いているうちに心が落ち着いてくる…
世間にありふれている音楽とは少し感じの違った,クラシックをにおわせる
独特なメロディを作曲する彼はいったいどんな人なんだろう,ということでこの自叙伝を選んだ。
【かのこちゃんとマドレーヌ夫人 / 万城目学】ちくまプリマー新書(既読)
万城目学さんの作品『鴨川ホルモー』『プリンセス・トヨトミ』を読んで,
ばかばかしいけれどおもしろい,そんな文章を随所に散りばめてくる彼の文才に脱帽した。
そういえば京大出身というだけではなく、文調にも森見登美彦と同じニオイを感じる。
小学1年生になったばかりの かのこちゃん とその飼い猫である マドレーヌ のお話。
かのこちゃん と マドレーヌ夫人 それぞれの視点から物語が進んでいき,最後に一本の線がつながる!
・・・と思う。読んだのがだいぶ前なので忘れかけています。
かのこちゃんはとても正直な女の子で可愛く,マドレーヌは賢く優雅。
ファンタジーでもあり,かのこちゃんと同じ,小学生でも楽しめる作品なのではないでしょうか。